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作詞:遺作P 作曲:遺作P 編曲:遺作P 歌:歌愛ユキ・鏡音リン・GUMI 戀愛virus 「她是、最先喜歡上他的人。 雖然如此、第二個女孩心意十分堅定 所以她答應要自動退出 然後、第三個女孩…」 把那個人 搶過來 彷彿快要毀壞的感情 反覆襲捲而來 藏不住的心跳 查覺了戀愛 昨天為止的摯友 越看越討厭 就算是壞女人如我 太客氣也是贏不了的 所以快擁抱我 擁抱我 用力用力地 抱緊我啊 只愛著我一人吧 戀愛virus 擾亂和平的生物兵器 女孩子的友情 就此一筆勾銷 戀愛virus 無法處置的大戰爭 把那個人 搶過來 其實打從一開始 就喜歡上了 因那女孩的堅定心意而答應退出 彷彿隨時會崩塌 玻璃般的羈絆 然後我撞見了 他和她的親吻 可是不行呀 不行呀 燥熱的身體 阻止不了 填滿它對愛的渴望吧 戀愛virus 擾亂和平的生物兵器 女孩子的理性 粉碎散落一地 戀愛virus 無法治療的傳染病 把那個人 搶過來 「喜歡一個人 根本不需要理由」 「他是、我的王子殿下嗎」 「我何必、選擇了退出?」 「妳也是個、冷酷的女人呢」 「為什麼?我們不是一直都是朋友嗎」 「已經無法再忍耐了。我想要你」 只愛著我一人吧 戀愛的 戀愛virus 擾亂和平的最終兵器 女孩子的純情 被侵蝕殆盡 戀愛virus 嫉妒與爭風吃醋的大戰爭 把那個人 搶過來 ______________________
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へんたつ・TV版 BD CD 完全生産限定版 DVD へんたつ web版・2018年版 発売日:4月29日・5月29日 【完全生産限定版特典】 ★特典CD(オープニングテーマ収録) ★音声特典:スタッフコメンタリー(出演:たつき監督・伊佐佳久作画監督) キャストコメンタリー(出演:高杉 薫・門脇舞以) ここを編集 2020年1月放送開始。 https //hentatsu.com/ 監督とか たつき 作画とか 伊佐佳久 美術とか 白水優子 ■関連タイトル Blu-ray へんたつ・TV版 BD CD 完全生産限定版 DVD へんたつ web版・2018年版 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! Blu-ray 映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 Blu-ray CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda Millennial Fair FINAL at NAKANO SUNPLAZA 2020 ゴブリンスレイヤー Blu-ray BOX 初回生産限定 グリザイア ファントムトリガー THE ANIMATION 03[Blu-ray] 特装版 ラブライブ! サンシャイン!! Saint Snow 1st GIG 〜Welcome to Dazzling White Town〜 Blu-ray Memorial BOX ゾンビランドサガ Blu-ray BOX 初回生産限定盤 Blu-ray 思い、思われ、ふり、ふられ 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 1st Season 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 2nd Season 完全生産限定版 Blu-ray ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII OVA Blu-ray 映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日 BD特装版 Blu-ray アズールレーン 三笠大先輩と学ぶ世界の艦船 ぶるーれい Blu-ray 水瀬いのり Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 22 OVA同梱版 呪術廻戦 公式ファンブック よつばと! 15 監修 庵野秀明・樋口真嗣など 夢のかけら 東宝特撮映画篇 パラレルパラダイス 13 特装版 アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! Great Journey ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 Blu-ray BOX 初回生産限定版 小林さんちのメイドラゴンBlu-ray BOX ゆゆ式Blu-ray BOX スペシャルプライス版 とーとつにエジプト神 Blu-ray 直球表題ロボットアニメ 全話いっき見ブルーレイ 未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray VOL.1 シュヴァルツェスマーケン 全話見Blu-ray ワールドトリガー一挙見Blu‐ray VOL.1 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 魔王プレイボックス 初回生産限定 トータル・イクリプス 全話見Blu-ray Blu-ray Cutie Honey Universe Complete Edition 夜ノヤッターマン 全話いっき見ブルーレイ こみっくがーるず Blu-ray BOX 初回生産限定 Blu-ray 幼女社長 むじなカンパニーセット 初回生産限定 ログ・ホライズン 円卓崩壊 Blu-ray BOX 七つの大罪 憤怒の審判 Blu-ray BOX I Blu-ray 水樹奈々 NANA ACOUSTIC ONLINE 『Dr.STONE』2nd SEASON Blu-ray BOX【初回生産限定版】 魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 Blu‐ray BOX 今井麻美 Winter Live「Flow of time」 - 2019.12.26 at EX THEATER ROPPONGI - Blu-ray盤 Blu-ray 仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE 仮面ライダー一挙見Blu-ray 1号 2号・V3編 仮面ライダー一挙見Blu-ray X・アマゾン・ストロンガー編 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975-1981 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1982-1986 半妖の夜叉姫 Blu-ray Disc BOX 1 完全生産限定版 裏世界ピクニック Blu-ray BOX上巻 初回生産限定 Levius レビウス Blu-ray BOX【期間限定版】 スーパー戦隊 学研の図鑑 江口寿史美人画集 彼女 アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる necomi画集 PHONOGRAPHIC フルーツバスケット アニメ2nd season 高屋奈月 Illustrations 2 彼女、お借りします TVアニメ第1期 公式設定資料集 ドラゴンボール 超戦士シールウエハースZ 超シールガイド ガンダムアーカイヴス『ガンダムビルドシリーズ』編 Angel Beats! 天使画集 Angel Diary PANZER FRAULEIN 野上武志画集 【陸編】 Angel's cage るび様画集 Sweet Dream はすね画集 画集 制服Girl's▼コレクション もりょ作品集 異世界ファンタジーのキャラクターコレクション 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK アイドルマスター シャイニーカラーズ イラストレーション ワークス VOL.2 Blu-rayDisc付き 八十亀ちゃんかんさつにっき 10 特装版 あんさんぶるスターズ! Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
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The second war 隔天早上,格羅蘇比約定的時間早了十分鐘到達噴泉廣場。這是他的習慣,他一向不喜歡讓人等他。今天他穿了另外一件有絨毛帽子的羽絨外套,以及富有聖誕節氣氛的高領毛衣,上面勾的是馴鹿和雪橇的圖樣。 今天還有兩個比賽,不過格羅蘇不知道為什麼覺得並不擔心。或許是因為跟他對戰的那個孩子其實不像想像中的那麼「壞」,所以他對他有點什麼別的期待。 就在他準備往噴泉的邊緣坐下的時候,他突然聽見一聲大吼。 「等等!不准坐下來!」 「啊?」 格羅蘇愣了一下,屈膝的動作僵住。一個身影飛快竄到他身邊,脹紅著臉對他大叫:「這樣算平手、平手啦!」 蓋亞氣喘吁吁地在他面前煞住腳步,用力把已經烘乾的運動外套往格羅蘇的身上扔去。特殊的氣味湧進格羅蘇的鼻腔。蓋亞家的洗衣精味道跟自己家裡的不一樣,不過格羅蘇發現自己一點也不會排斥。 「什麼平手……」 「我跟你都提早到了,平手!」 「第二場是比這個嗎?」格羅蘇詫異地瞪大眼睛。「什麼時候說的?」 「我昨天晚上睡覺之前臨時決定的,怎麼樣?不服氣嗎?」 蓋亞直起身子,不懷好意地扯扯嘴角露出微笑。 格羅蘇沉默了一下,然後也跟著笑起來。 其實蓋亞大可臨時改變決定,說提早到的輸了這樣就好。但是他卻是不准格羅蘇先坐下以示搶先,還自願浪費掉第二戰的機會、以平手做結。 這樣的孩子一點也不壞吧?甚至單純到很可愛了。 「不,就平手吧,這樣很好。」
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アダルトリック 3 教祖達が去り、ぐったりとしている奈緒子にそっと人影が忍び寄る。 山田「イヤ、もうイヤ。」 上田「しっかりしろ、俺だ。日本科技大教授の上田だ。」 山田「上田さん!やっと来てくれたんですか?」 上田「助けに来た。ほら服も持ってきた。」 服を着る奈緒子はふとある疑問に気が付く。 山田「上田、いつからいたんだ?」 上田「助さん格さんのあたりからかな」 山田「ずっと見てたんですか?」 上田「いや、楽しそうだったから」 矢部「俺は早くイケっていったんやで」 すっと矢部、石原も顔を出す。 山田「矢部、お前も見ていたのか?」 矢部「アホなことを。俺は見てへんで。見とうもないわ」 石原「でもアニィ、最後にうっかりハチベエが出てきたのにはビックリ したの~」 山田「やっぱり見てたのか…もうお嫁に行けない。」 上田「それは大丈夫だ。俺が責任を持つ。それより、大変なことが分 かったんだ。」 上田はここの女性達が薬物で興奮状態にされていることを説明した。 山田「薬物って私も?」 上田「そうだ。今の君の場合は眠っている間に薬物を飲まされ上、あの ローションみたいなものに媚薬をしこんで粘膜に塗りこんだんだ。で、 イカされたんだよ」 山田「でも、それじゃ、最初に私がおかしくなったときの説明がつきま せんよ。あの時私は何も飲んでいないし、塗られてもいませんから。」 上田「それさえ解明できれば…・・」 矢部「お、お話中申し訳ないですが、ちょっと腹具合が悪うて、トイレ 行ってきます。」 石原「アニィ、昨日のナマガキかの?」 山田「勝手に行け」 そんな話しをしている時、教祖が現れる。 教祖「おやおや、みなさんお揃いで。なにか分かりましたか?」 教祖に続いて、男達が入ってくる。 教祖「あまりへんな言いがかりをつけるようであれば、警察を呼びますよ」 「待て待て~い」 トイレで脱糞終了の矢部がズボンを上げながら帰って来た。 矢部「警察ならここにおるで。おまえらがなんかいかがわしい商売している ことはこっちもわかっとんのじゃ。後は上田先生にその証拠を・・アッ、 …その証拠を見つけてもらえばおまえらは・・アッ、終わり・・アッ・・ なんじゃ…ア~ン…」 山田「矢部さん?」 矢部「ウッ、アッ…・」 上田「矢部さん?どうしたんです?」 石原「トイレから出てきたらこんなんになったんじゃ~。アニィ~ どうしたんじゃアニィ~…ドットコム。」 山田「キャッ!矢部さん、勃ってますよ」 矢部「見ないで…・」 その時ピーンとひらめいた。 山田「矢部さん、トイレってもしかして女子トイレに入ったんじゃないですか?」 石原「そうじゃ、男の方が清掃中だったからのう。」 奈緒子は教祖達に向かってあの名セリフを付きつける。 山田「お前達の悪巧みはすべてまるっとお見通しだ」 上田「一体なんなんだ?」 奈緒子が謎解きを始める。 山田「何故、ここを訪れた女性達の多くが薬物を混入された形跡もないのに 淫らになるのか?それは、トイレにあったんです。」 上田「トイレ?」 山田「トイレットペーパーですよ。ペーパーに粉末状の媚薬を塗りつけて おくんです。女性はトイレに入れば必ず紙を使いますからね。自然と 粘膜に混入できるってことです。私も捕まる前にトイレにいきましたし。 矢部さんはタマタマ女子トイレに入り大をしたために、肛門の粘膜から 入ってこんな状態になっているんです。」 横ではズボンをおろし、一人でしている矢部の姿があった。石原は涙を 流しながらそれを隠していた。一通りの儀式を終えて丸めたティッシュ をポケットに突っ込みながら矢部が話し出す。 矢部「試してみてわかったで、相当な媚薬、いや、薬物や。続きは署で ゆっくり聞こうか」 こうして教祖達は連行された。マンションにもどった奈緒子達は 少しきまずしさが漂う雰囲気の中で無口だった。 山田「私が淫らになったから怒ってる?」 上田「怒ってないよ」 山田「ホントは怒ってるでしょ?」 上田「怒ってないよ。だいたい、YOUがなにをされようと俺が怒る必要 もない。俺は世界一の物理学者なんだ!」 山田「やっぱり怒ってるじゃん。」 上田「くどい!」 山田「そうそう、私がお嫁に行けないって泣いた時上田さん『それは俺が 責任をもつ』って言いましたよね。あれどういう意味ですか?」 上田「まあ、あれは、その…あれだ。まあ、いいじゃないか」 その口を塞ぐ様に奈緒子が唇を重ねる。奈緒子の目には涙が溢れている。 上田も奈緒子を抱きしめる。 上田「奈緒子…。」 キスのあと、上田は奈緒子をもう一度抱きしめる。 奈緒子は上田の手の中で安堵の眠りに落ちた。 山田「これにて…一件……落着………」 奈緒子の寝言に上田が微笑む。 部屋には暖かい日差しが降り注いでいた。 完。
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前ページ次ページSSまとめ Side A 23-36 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/11(水) 06 10 42 ID ??? 『Sweet Emotion Side A』 「やっばい、やばい、もうすぐ一時になっちゃうよ〜っ!」 裕奈は息を弾ませながら電車に乗り込んだ。みんなとの待ち合わせは二時。今からだとギリギリで間に合いそうだ。 座席を確保し、裕奈はようやく人心地ついた。恐らく、他の三人はもっと早い時間の電車で移動した筈だ。 (ふう……。何とか間に合いそうだね。あたしがいなきゃ、みんな入場出来ないからなあ) 裕奈はウエストポーチに仕舞ってあったチケットを確認し、表情を緩ませる。今話題になっている アミューズメントパークのフリーパスチケット。昨夜、お父さんからプレゼントされたものだ。 昨日は月に一度の食事会であった。大学教授として多忙な父が娘に設けた、貴重な親娘水入らずの場である。 大好きなお父さんとの食事に、裕奈は終始ご機嫌であった。その別れ際に、父がこう切り出したのだ。 「娘さんにどうぞ、って戴いたんだ。みんなで楽しんできなさい」 この時の裕奈の喜びようといったら、人目もはばからずにお父さんに抱きついた程であった。 チケットは六枚分ある。これなら四人でも大丈夫、という事で裕奈はいつもの三人を誘ったのだ。 ただ、それぞれが部活に忙しい面子である。都合のよい日を確認したところ、急遽本日午後からにしよう、という事になったのだ。 午前の部活を終えた裕奈は大急ぎで身仕度を整え、電車に駆け込んだのだった。四人とも午前中の行動が バラバラだったので、今回は現地集合となったのだ。 「今日はめいっぱい遊び倒すぞ〜っ!」 電車は裕奈の思いを乗せ、目的地へと走っていった。 「ごめーん! シャワー浴びてたら遅くなっちゃった〜!」 裕奈の声に、それまで俯いていた亜子は破顔する。 「そない慌てんでもええのに。まだ二時になってへんよ」 「いやー、わくわくしちゃってさー、一秒でも早く来たかったんだ」 えへへ、と裕奈が笑うと、つられて亜子も笑っている。 「ねえ、まき絵とアキラは?」 「まだ来てへんのや。どないしたんやろ……?」 亜子は心配そうに首を傾げる。 「もうすぐ時間だよね? まき絵はともかく、アキラがまだ来てない、ってのは珍しいね……」 と、その時裕奈の携帯が鳴った。そのアキラからの着信だ。 23-37 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/11(水) 06 12 36 ID ??? 「どーしたのアキラ?」 「ごめんゆーな、急な用事で行けそうもないんだ」 「あっちゃー、そうなんだ……」 「また今度埋め合わせするよ」 「いいっていいって。今回はイキナリだったからね。仕方ないよ」 そう言って裕奈は電話を切った。そして、小さく溜息を洩らす。 「アキラ、用事が入っちゃったんだって……」 「そうなん? 残念やなあ……」 亜子もあからさまにがっかりしている。こうなるとまき絵の方も何かあったのではないかと思い、 裕奈は急いで連絡を取った。 「もしもーし。ゆーな、もう時間だよ〜?」 まき絵の能天気な声が響く。 「時間って……。まき絵、今ドコにいるのよ」 「駅前だよ? 今から電車に乗るんだよね?」 …………電車? 裕奈と亜子がいる待ち合わせ場所。そこから目と鼻の先にあるのが、件のアミューズメントパークである。 当然、これ以上電車の乗り継ぎをする必要は無い。まさか…… 「あのーまき絵さん? もしかして麻帆良の駅前にいるの?」 「そーだよ」 バカピンク全開のまき絵の返答に、裕奈は目眩がした。隣で会話を聞いていた亜子もぽかーんと白目になっている。 (昨夜あれほど念を押したとゆーのに、この桃色のアホウドリちゃんは……!) そのお茶目な記憶力について小一時間程問い詰めたかったが、ふと思い直す。 「―――えーと、アキラがキャンセルになっちゃったんだよ。で、アンタは現地集合なのを忘れてる、と」 電話口からええ〜っ!? という悲鳴が上がるが、裕奈は話を続ける。 「だからさ、また別の日に四人揃ったトコで遊ばない? 今からまき絵を待ってたんじゃ あんま遊べる時間ないしねー」 裕奈は亜子に目線を送りながら伝える。亜子はしゃあないなあ、と呟いた。 「うーん、アキラの事もあるし、そうしよっか」 裕奈は電話を切ると、今度は重々しく溜息をついた。 23-38 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/11(水) 06 14 39 ID ??? 「―――と、ゆーコトになっちゃいました……」 「ううっ、まき絵と一緒に来るんやったな……。けど、アキラとも遊びたいし……」 余程楽しみにしていたのだろう。亜子の落ち込みっぷりは裕奈以上である。なんだか可哀想になってきた。 「―――じゃあさ、今日は二人で下見、ってコトにしない? ちょうどチケットも二枚余る予定だったし」 「えっ……? けどゆーな、それ彼氏持ちの柿崎にでも売り捌く、とかゆーてへんかった?」 「やー、取り合えず自分でリサーチしてから交渉しようと思ってたから、まだ話持ち掛けてないんだ。 それに、あたしだってこのまま帰っちゃうのはシャクだもんね!」 そう言って裕奈は亜子の手を取り、アミューズメントパークへと走り出す。 「わわっ、もう、ホンマに強引なんやから……」 裕奈の行動に亜子はやんわりと抗議するものの、その表情から溢れだす嬉しさは隠しようが無かった。 「―――さ〜て、ドコから攻めよっかにゃ〜?」 「凄い人やな……」 エントランスに入るなり、裕奈は華やかな雰囲気に早くも舞い上がっていた。対して亜子の方はというと、 きょろきょろと目移りしながら人の多さに戸惑っている様子である。 「亜子は行きたいトコある?」 「んと、ウチのお目当てはまだええよ。ゆーなは何したいん?」 「あ、あはは……」 亜子の問いに裕奈は苦笑してしまう。 裕奈のお目当て。それは絶叫系のアトラクションであった。もし四人で来ていたのなら、 迷わずまき絵と突撃していたであろう。けれど気弱な亜子の事を思うと、あまり過激なのはよろしくない。 どうやら亜子も理解した様子である。一瞬、口元に指を当てて思案していたが、やがて覚悟を決めたのか、 きっぱりと宣言した。 「うーん……。折角やし、今日はウチもトコトン付きおうたるわ!」 「……いいの? あたしはまた今度でもいいかな、って思ってたんだけど……」 「うん。今日は二人きりやから、まき絵にからかわれるコトもないんやし」 そう言って亜子は笑って頷いた。 「―――じゃあ遠慮しないよっ!」 裕奈は早速、定番中の定番であるジェットコースターに向かった。 23-39 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/11(水) 06 16 46 ID ??? 二人を乗せたコースターはゆっくりと斜面を上っていく。この時の緊張感が堪らない。 隣の亜子は早くも冷や汗をかいていた。 (ふふっ。亜子ったらあんなに手を強く握っちゃって……。もう、カワイイんだから♪) この時点で裕奈は亜子の観察をしようと決めたのだった。そして、和泉亜子主演の舞台は幕を開けた――― 「うわわわわわわああああああああーーーーーーーーーーっっっ!!!!!」 「アカン、アカンてこれーーーーーっっ!!!」 「止めて止めて止めてぇーーーーーっっ!!!」 「もう許してやあああーーーーーっっ!!!」 ―――後に明石裕奈さんはこう語った。 「親友が気丈にも頑張ったのだから、絶対に笑っちゃいけないと決めてたんです。でも……」 ひとしきり笑い終えた後、裕奈はまだ涙ぐんでいる亜子の肩に優しく手を掛けた。 「―――まあ、気絶しなかっただけ亜子にしては上出来じゃない?」 「全然慰めになってへんやんっ!! 写真までタダで配っとるなんてサービスし過ぎやっ! ウチの泣いとるトコばっちり撮られとるし、ゆーなはウチ見て笑ろとる絵やし……」 「だってぇ〜、亜子が可愛すぎるんだもの〜」 逆ギレ気味にわめき散らす亜子に、裕奈は実にいい笑顔を浮かべたまま弁明する。 そして、亜子の背中にしがみつくように抱き付いた。こうなると亜子は何も言い返せなくなる。 「―――落ち着いた?」 「もう、ゆーなのいけず……」 裕奈が耳元で囁くと、亜子はうっすらと頬を染めたままソッポを向く。その仕草がまた可愛くて、 裕奈はぎゅっ、と包み込むように亜子を抱きしめた。 23-40 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/11(水) 06 18 22 ID ??? 絶叫系はもう充分満足したので(亜子にとっては心外だろうが)、二人はゲーム系のアトラクションを 中心に、楽しい時間を過ごした。 「はい、お待ちどうさま」 ベンチで休んでいた亜子にアイスを手渡すと、裕奈はその隣に腰を下ろした。 「期待通りいいカンジだよね〜。やっぱ評判になるだけのコトはあるな〜」 裕奈はアミューズメントパークの感想を呟きながら、ラムレーズンのアイスをぺろりと舐める。 「うん、アイスも美味しいし!」 「せやね……。お客さんぎょーさんおるけど、みんなエエ表情しとるもんなあ」 先程の醜態からすっかり立ち直ったのか、亜子もまた上機嫌でミントチョコを美味しそうに味わっていた。 「ま、人が多すぎて待ち時間が長いのがちょっとね〜」 「ほな、今の内にウチのリクエスト聞いてえな。夜になってもうたら結構待たされるやろうし」 そう言って亜子は立ち上がる。まだアイスは残っていたが、食べ歩きも悪くないな、と裕奈も亜子の後を追った。 23-97 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/12(木) 04 41 28 ID ??? 「―――そう来たか」 裕奈は観覧車の行列に並びながら苦笑した。別に観覧車が嫌いな訳ではない。ただ、この行列の大半が カップルで構成されているのが引っ掛かるのだ。 「ウチ、観覧車からまったりと景色を眺めるんが好きなんよ。夜景も捨てがたいんやけど 今やったらええカンジに夕焼けが楽しめそうやん?」 亜子の方は全く気にしていないのか、嬉々とした表情で熱く語っている。折角楽しみにしているのだから、と 裕奈は水を差さないようにカップルの件には触れないでおこうと思った。 (けど……、恥ずいものは恥ずいんだよね……) 変に意識しているせいか、周りの視線が気になってしまう。例えるなら、バスケの決勝で観客が固唾を飲んで 見守る中でフリースローを決めなきゃならない程のプレッシャーがあった。 (何で亜子はへーきなの〜っ!) 必死に恥ずかしさを押し殺しながら、裕奈はちらりと亜子に目をやる。けれど亜子はよっぽと楽しみなのか、 胸元に両手を合わせたままにこにこしていた。 (ううっ、カッコ悪いなあ……。あたしの方がバリバリ意識しちゃってるじゃん……!) この時の裕奈は冷静さを欠いていた。いくらなんでも女の子が二人で並んでいるだけでデキてる、と勘繰る人は そうそういないだろう。なのに、裕奈は必要以上に気にしていた。 やがて二人の順番が来て、裕奈は針のムシロから解放される。扉が閉まり、ようやく裕奈は一息ついた。 「わあ……!」 ゆっくりと観覧車が動き出すと、亜子は早くも歓声を上げてご満悦な様子である。 (―――ま、いっか) そんな亜子の笑顔を見ていると先程までの苦労も報われる、というものだ。 「ゆーなゆーな、めっちゃ綺麗やな〜」 「そうだね……」 無邪気に喜ぶ亜子に、裕奈もつられるように笑顔を見せる。だが、その胸中は穏やかではなかった。 本来なら四人で過ごす筈だった時間。けれど、今は亜子と二人っきりである。 (参ったなあ……。二人で遊ぼう、って言い出したのはあたしなんだけどね……) 待ち時間に意識してしまったのがいけないのか、裕奈の視線は亜子に釘付けとなっていた。 23-98 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/12(木) 04 43 50 ID ??? (そりゃあ亜子はルックスから仕草も何から何までカワイイ子だけど、あたしが意識しちゃってどーすんのよ!) このまま亜子に見蕩れているのは精神衛生上よろしくない。裕奈は気を紛らわせようと外の景色に目を移した。 夕映えの街は幻想的で、今こうしているのが夢の中であるような錯覚を受ける。 「なーなー、あれ海やろか?」 突然、亜子は裕奈の腕を取り、遠くに見える海を指差す。予想外の不意打ちに、再び裕奈の鼓動は早くなる。 (こ、この小悪魔め〜っ! 人が落ち着こうと必死になってるのに〜っ!) 「オレンジ色にきらきらしてて……、最高やね……」 そんな裕奈の事情などおかまいなしに、亜子は裕奈に寄り添ったままうっとりしっとりしている。その可愛らしさは 完全に犯罪レベルであった。 (ううっ、もうカンベンしてよ……、ドキドキしてるのバレちゃうよお……!) 普段はむしろ自分からべたべたとくっついてる事実を棚に上げ、裕奈は懸命に胸の高鳴りを抑えている。 密着しているせいか、亜子の香りがする。甘い匂い。くらくらする。 (ヤバ……。シャレになんないよ……) 「どうしたん、ゆーな?」 と、ようやく裕奈の異変に気付いたのか、亜子は心配そうに尋ねてくる。そして、 「具合悪いん?」 ひょい、と顔を近付けて裕奈の顔を覗き込んだ。 「…………!!」 一瞬、理性が飛びそうになる。危うく得意のラン・アンド・ガンを炸裂させる寸前であった。 この場合はハグ・アンド・キスといったところか。 「な、何でもないよ……! ちょっと目眩がして……。寝不足だったのかにゃ〜?」 冷や汗全開で裕奈がごまかすと、亜子はふーん、と小首を傾げた。 時刻は午後七時を過ぎていた。試練の観覧車から降りた後も、裕奈は亜子の一挙一動に心を奪われていた。 やがて楽しくも苦しい時間は終わり、二人は帰路についた。 「―――ゆーな」 ぽつり、と亜子が呟く。 「ん、どーかした?」 裕奈が問い返すと、亜子はやや俯きながら口を開いた。 23-99 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/12(木) 04 46 52 ID ??? 「今日はありがとうな。ホンマは四人で遊ぶ予定やったのに、ウチだけになってもうて……。 ウチなんかと二人きりになるより、みんなでワイワイ騒ぎたかったんやろ……?」 次第に亜子の声が小さくなっていく。ちくり、と胸が痛んだ。亜子の悲しそうな顔なんて見たくない。 「な〜に言ってんの! 二人だけでもじゅーぶん面白かったじゃん! それとも、 亜子はあんまり楽しくなかった?」 「そ、そないなコトあらへんよっ! ウチ、今日はホンマに楽しかってん……」 「そっかそっか。そーいえば、しょっぱなから大騒ぎしてたのは誰だったかにゃ〜?」 しんみりした雰囲気を壊すようにわざと意地悪な事を言うと、亜子は途端に赤面してしまう。 「も、もう……、忘れてえな……!」 「あはは、亜子ってさあ、な〜んかほっとけないんだよね〜。こう、守ってあげたくなるタイプ?」 「な、なんやねん、それ……」 「あたしが男だったらぜ〜ったい離さない、ってコト!」 裕奈はからかうように言い放つ。けれど、ばっちりと本音で語っていた。 (これくらいなら大丈夫だよね……?) 案の定、亜子はわたわたするばかりで裕奈の本心なぞ探っている余裕は無さそうだ。 予想通りの反応に、裕奈はくすくすと笑った。 「ゆ、ゆーな! いきなりヘンなコトいわんといて〜っ!」 やや遅れて亜子は裕奈の背中をぽこぽこ叩く。 「あっははは。この程度のじょーだんならまき絵だってしょっちゅう言ってんじゃん」 「せ、せやかてウチは……」 何やら反論したい様子の亜子であったが、顔を真っ赤にしたまま黙り込んでしまう。すると、 「ん〜? 何が言いたいのかにゃ〜?」 つい、いつものノリで、裕奈は亜子に抱きついてしまった。 23-100 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/12(木) 04 49 02 ID ??? 「ちょっ、アカンてっ……!」 最早、亜子は限界寸前といった具合に耳まで真っ赤になっている。そして、その華奢な身体から伝わってくる 早鐘のような鼓動は隠しようがなかった。 (亜子……、すごくドキドキしてる……!) 亜子の気持ちがはっきりと伝わってくる。この瞬間に、裕奈の理性は消し飛んでしまった。 ほんの悪ふざけだったのに。観覧車でのお返しをしたかっただけなのに。 裕奈は完全に墓穴を掘ってしまった事に気が付いた。 だって―――! 「…………ごめん!」 裕奈はパッと亜子から離れる。亜子はしばし茫然とするが、やがて複雑な表情を浮かべた。 例えるなら、安堵感と淋しさが入り混じったような表情。 「もう、そんな顔しないでよ……!」 裕奈は苦笑しながら亜子の両肩に手を掛けた。 「いくらワンパス速攻があたしの持ち味でも、順番は守らないとね」 「ゆ、ゆーな……?」 亜子がきょとんとしていると、裕奈は微かに頬をそめたまま亜子の耳元で囁いた。 「フツー、まずは告白からだよね―――!」 「―――!!」 再び赤面する亜子を尻目に、裕奈はトドメを刺すタイミングを窺っていた――― SideA end Side B 23-500 名前:『Sweet Emotion Side B』序章[sage] 投稿日:2006/01/18(水) 21 08 37 ID ??? 裕奈が耳元で囁いた言葉。 その一言が、亜子の心を掻き乱した。 「フツー、まずは告白からだよね―――!」 一瞬、亜子は何の事か理解出来なかった。 だって、そんな都合の良い事が起きる筈は無いと思っていたから――― 今、ゆーなは何て言ったんや―――? 信じられない。頭ではそう思い込んでいても、一度解き放たれた衝動は亜子の思考に逆らうばかり。 (ええの? せやかてウチは、ウチはずっと―――!) 指先が微かに震えている。みるみる顔は赤く染まり、とても裕奈を直視出来る状態では無い。 けれど、亜子は緊張に押し潰されそうになりながらも、懸命に裕奈を見た。縋るような上目遣いで。 「―――!!」 言葉にならない。ただ、ぱくぱくと口を動かすだけ。伝えたいのに。ずっとずっと育ててきた気持ちを―――! そんな亜子の気持ちを察してか、裕奈はくすりと笑う。亜子に負けないくらい、真っ赤な顔で。 そして、裕奈はまっすぐに亜子を見据え、彼女らしい元気一杯の笑顔で告げた。 「大好きだよ、亜子―――」 『Sweet Emotion Side B』 23-501 名前:『Sweet Emotion Side B』1/5[sage] 投稿日:2006/01/18(水) 21 13 30 ID ??? 午後一時。亜子は一時間も前から待ち合わせ場所にいた。 目的地はすぐ目の前にあるアミューズメントパークである。今日はいつもの四人でここで遊ぶ事となったのだ。 それもフリーパスチケットで、だ。昨夜、裕奈がお父さんからチケットを貰ったらしい。 (えへへ、ゆーなに感謝やな。ウチ、ここの観覧車に乗ってみたかったんや……!) 勿論、お目当てはそれだけではない。今日の亜子はファッションからして気合いが入っていた上に、当然の如く 一番乗りで待ち合わせ場所に到着していた。それは、誰よりも早く裕奈を待っていたかったから――― やや早過ぎる気もするが、元々待つ事は嫌いじゃない。この時、亜子にはささやかな願いがあった。 それは、最初に裕奈が来てくれるというもの。そうすれば、他の二人を待っている間は二人っきりだから…… 「ごめーん! シャワー浴びてたら遅くなっちゃった」 いつもと同じ元気一杯の裕奈の声。それだけで亜子が待っていた苦労が報われるというものだ。正直、人を待つと いうのは不安との戦いだ。それだけに逢えた時の喜びもひとしおである。亜子は表情を輝かせて裕奈を迎えた。 (……と、アカンアカン、あんまはしゃいどったらゆーなにバレてまうやん) 「そない慌てんでもええのに。まだ二時になってへんよ」 と、亜子は軽くたしなめる。 「いやー、わくわくしちゃってさ、一秒でも早く来たかったんだ」 (あはは。ゆーならしいなあ……) 裕奈が笑って告げると、亜子も堪え切れずに笑ってしまう。 「ねえ、まき絵とアキラは?」 (あ……、忘れとった) 「まだ来てへんのや。どないしたんやろ……?」 時刻はもうすぐ二時になる。アキラは時間を守るタイプだけに、ちょっと心配になってしまう。 「もうすぐ時間だよね? まき絵はともかく、アキラが時間通りに来ないなんて珍しいね・・・・・・」 どうやら裕奈も同意見らしい。何やらあさっての方角を見ながら思案している。 と、その時裕奈の携帯が鳴った。短いやり取りがあって、裕奈は残念そうに携帯を切った。 「アキラ、用事が入っちゃったんだって……」 「そうなん? 残念やなあ……」 23-502 名前:『Sweet Emotion Side B』2/5[sage] 投稿日:2006/01/18(水) 21 14 27 ID ??? すかさず裕奈はまき絵に連絡を取る。素早く対処するあたりが裕奈らしいな、と亜子は思った。取り合えず亜子も 聞き耳を立て、裕奈とまき絵の会話に集中する。 「あのーまき絵さん? もしかして麻帆良の駅前にいるの?」 「そーだよ」 電話口から帰って来たまき絵の返事に、亜子は思わず硬直してしまった。裕奈は額に手を当ててくらくらしている。 (ううっ、ウチはまき絵を甘く見とったわ……) この瞬間に、亜子の脳裏には中止の二文字がよぎった。そして、どうやら裕奈も中止の方向で話を進めていく。 (あーあ、おもろないなあ……、せっかく今日はおめかししたのに……) そのまま中止という事で裕奈は電話を切った。亜子は弱々しく溜息をつくばかりである。 「―――じゃあさ、今日は二人で下見、ってコトにしない? チケットもちょうど二枚余る予定だったし」 裕奈の思わぬ提案に、亜子は驚きを隠せない。 「えっ……? けどゆーな、ソレ彼氏持ちの柿崎にでも売り捌くとかゆーてへんかった?」 信じられない、といった表情で亜子は問い返した。 (ふ、二人でって……。それ、まんまデートやん……!) 「やー、取り合えず自分でリサーチしてから交渉しようと思ってたから、まだ話持ち掛けてないんだ。 それに、あたしだってこのまま帰っちゃうのはシャクだもんね!」 そう言って裕奈は亜子を手を取り、ゲートへと走り出す。 「わわっ、も、もうホンマに強引なんやから……!」 裕奈の行動に亜子はやんわりと抗議するが、その表情から溢れてくる嬉しさは隠せなかった。思わぬ展開に、 亜子の胸は早くもドキドキしていた。 (ゆーなとデート……。ゆーなとデート……。うわ〜夢みたいや……) こっそりと、亜子はアキラとまき絵に感謝した。 アミューズメントパークに入った二人は、何から手をつけようかと思案する。 「亜子は行きたいトコある?」 裕奈の問いに、真っ先に観覧車が浮かんだ。けれど、どうせ二人で乗るのなら夕方か夜がいい。 「んと、ウチのお目当てはまだええよ。ゆーなは何したいん?」 亜子が尋ねると、何故か裕奈は苦笑している。 (あ、そうやった……) 23-503 名前:『Sweet Emotion Side B』3/5[sage] 投稿日:2006/01/18(水) 21 17 24 ID ??? 考えてみれば裕奈の好みは絶叫マシーンの類である。それは亜子の苦手とするものであった。そんな亜子に、 裕奈はわざわざ気を使ってくれたのだろう。それがちょっぴり嬉しかった。 (せやったら、ウチがガマンすればええだけやん) 「うーん。折角やし、今日はウチもトコトン付きおうたるわ!」 亜子の返事が予想外だったのか、裕奈は目を白黒させている。 「……いいの? あたしはまた今度来た時でいいかな、って思ってたんだけど」 「うん……。今日は二人きりやから、まき絵に笑われるコトもないんやし」 そう言って亜子は笑って頷く。その本音は、少しでも裕奈と一緒に居たかっただけであった。 「―――じゃあ遠慮しないよっ!」 裕奈は早速、定番中の定番であるジェットコースターに向かう。楽しそうに駆け出す裕奈に、 亜子は目を細めながら後を追った。 だが、亜子の見通しは甘かったと言わざるを得ない。あまりの恐怖感に、亜子はこれ以上ない程の醜態を晒して しまったのだ。 (ううっ、ダメダメや〜っ! ゆーなの前でこないみっともないトコ見せてまうやなんて……) 泣きべそをかきながらずーん、と落ち込む亜子に、裕奈は優しく手を掛けてくる。 「―――まあ、気絶しなかっただけ亜子にしては上出来じゃない?」 「全然慰めになってへんやんっ!! 写真まで無料配布やなんてサービスし過ぎや! ウチの泣いとるトコ ばっちり撮られとるし……。ゆーなはウチ見て笑ろてる絵やし……」 「だってぇ〜、亜子が可愛すぎるんだもの〜」 すっかりパニック状態になってしまった亜子は逆ギレ気味にわめき散らしてしまう。すると、裕奈はいい笑顔を 浮かべたまま弁明し、突然亜子の背中にしがみついてくる。 (ひゃっ!) 危うく声を上げそうになる。裕奈の不意打ちに、亜子の顔はみるみる赤くなっていく。 (ゆ、ゆーな……) 裕奈の温もりが背中越しに伝わってくる。それは、裕奈の優しさであった。 この親友は空気を読むのに長けている。言い換えれば気配り上手なのだ。普段はみんなの悪ノリに拍車を 掛ける事にしか発揮されないが、その一方で裕奈は周囲に落ち込んでいる人間がいると、必ず元気を与えて くれるのだ。少年のような無邪気な笑顔で。 23-504 名前:『Sweet Emotion Side B』4/5[sage] 投稿日:2006/01/18(水) 21 18 33 ID ??? 「―――落ち着いた?」 裕奈が囁くと、亜子はそっと振り返る。そこには太陽のような眩しい笑顔があった。 「もう、ゆーなのいけず……」 思わずどきりとしてしまう。真っ赤になった顔を見られたくなくて、亜子はプイッ、と顔を背ける。 すると裕奈は返事の代わりに亜子の身体をぎゅっ、と抱きしめた。 (えへへ……。ありがとうな、ゆーな……) 結果的に美味しい思いをした亜子は、幸せな気分に浸っていた。 下見という名のデートは順調そのものであった。二人はゲーム系のアトラクションを中心に回ったが、 どれもこれも満足出来るレベルであった。裕奈はすっかり上機嫌ではしゃいでいる。そして、亜子は そんな裕奈の様子にすっかり目を奪われていた。 広場のベンチに座り、二人が休憩していると、移動式のアイスクリームショップが目に入る。 「ねえねえ、アイス食べない? 今、無性にラムレーズンが食べたくなっちゃってさあ……」 唐突に裕奈が切り出すと、亜子も穏やかな笑顔で頷く。 「あはは。目の前で商売されたら、そらアイスも食べとうなるわな。ほな、ウチはミントチョコがええかな?」 「りょーかいっ! ちょっと待ってて」 注文を聞くと裕奈はアイスを求めて駆け出していく。 「ホンマ、元気有り余っとるな〜」 裕奈の後ろ姿を見送りながら、亜子は笑顔を絶やすことなく呟いた。 (今日は最高の一日になりそうや……。ホンマ、このまま時間が止まればええのに……) きゅん、と胸が締めつけられる。その小さな身体は、今や裕奈への想いで溢れんばかりになっていた。 23-505 名前:『Sweet Emotion Side B』5/5[sage] 投稿日:2006/01/18(水) 21 19 20 ID ??? それは、亜子がずっと心に秘めていた感情。 いつからだろう? この親友を目で追うようになっていたのは。 憧れ? 尊敬? 最初はそんな気持ちだった筈だ。 けれど、今の自分にある感情は違う。親友という垣根を越えたモノであった。 (あはは……。こない幸せやったら、隠し通せる自信のうなってまうやん……) 亜子は自分に言い聞かせるように、気を引き締める。この恋は、ずっと心に閉まっておこうと決めていたのだ。 それは、決して実ることのない片思いだから――― 「はい、お待ちどうさま」 二人分のアイスを手に、裕奈が戻ってくる。亜子は何食わぬ表情でアイスを受け取った。 (ウチは、ずっとゆーなの傍におるだけで幸せなんやから……) 亜子は幸せ一杯の表情で、アイスに口をつけた。 23-546 名前:『Sweet Emotion Side B』6/10[sage] 投稿日:2006/01/19(木) 21 38 29 ID ??? 太陽は西に傾き、地平線に沈もうとしていた。オレンジ色の世界で、二人は観覧車の行列に並んでいた。 「ウチ、観覧車からまったり景色を眺めるんが好きなんよ。夜景も捨てがたいんやけど、今やったらええカンジに 夕焼けが楽しめそーやん?」 亜子は胸元に手を合わせながら嬉しそうに語り出す。今日一番のお目当てを前に、亜子の表情は緩みっぱなしで あった。しかも予定とは違い、裕奈と二人きりの観覧車である。感無量とはまさにこの事であった。 (えへへ、二人っきりでゆーなと観覧車や〜) すっかり舞い上がっていた亜子は、ついついあらぬ妄想をしてしまう。 観覧車の中で、ウチとゆーなは互いに見つめ合う。どきどきが止まらへん。 「大好きだよ、亜子―――」 ゆーなの告白に、ウチはちょい顔を伏せながら問い返す。 「ええの? ウチなんかで……?」 ゆーなは夕焼けとおんなじくらい顔を赤くしながら頷く。きっと、ウチの顔もゆーなに負けへんくらい真っ赤に なっとるんやろうなあ……。 ウチはどきどきしながら顔を上げ、精一杯の気持ちで答えるんや――― 「ウチも……、ずっとゆーなのコトが好きやってんよ!」 とびっきりの笑顔で答えて、ウチはゆーなに抱き付く。 ―――あれっ? なんや涙出てきてもーた……。 見れば、ゆーなもうっすらと泣いとるやん。えへへ、せやったらおあいこやな。 しゃあないやんな。だって、めっちゃ嬉しいんやもん――― とくん、とくん、とゆーなの鼓動が伝わって、なんやくすぐったいカンジやね。 えへへ、とウチが笑うと、ゆーなも照れくさそうに笑っとる。 「亜子……」 ゆーなの顔がゆっくりと近付いて、ウチは恥ずかしくて目を閉じる。 「ゆーな……」 そして、お互いのくちびるが――― 23-547 名前:『Sweet Emotion Side B』7/10[sage] 投稿日:2006/01/19(木) 21 39 30 ID ??? 「亜子、早く乗ろうよ?」 裕奈の声に、亜子は現実へと引き戻される。気が付くと、二人の順番が回ってきたようだ。 「あはは……、ちょいほけ〜っとしとったわ」 やや恥ずかしそうに亜子は観覧車に乗り込んだ。 (ウ、ウチは何考えとるんや……!) ちょっぴり頬が赤くなっているのが自分でも分かる。裕奈に気付かれないように、亜子は座席の上にちょこんと 正座して、外の景色に目を移す。 「わあ……!」 赤く染まった地上が、ゆっくりと遠ざかっていく。思わず亜子は声を上げてしまった。 「ゆーなゆーな、めっちゃ綺麗やな〜」 亜子が声を掛けると、裕奈はくすくすと笑っている。しばしの間、亜子は観覧車からの風景に目を奪われていた。 裕奈も珍しく黙り込んだまま景色を見つめている。 (あ……) 亜子の視線の先。そこには鮮やかな夕陽に照らされた海が見えた。 「なーなー、あれ海やろか?」 亜子は身を乗り出して裕奈の腕を取る。 「オレンジ色にきらきらしてて……。最高やね……」 そのまま亜子はうっとりとした表情で裕奈に寄り添う。 (えへへ、ちびっとだけやったら、こーやって甘えてもええやんな……?) ちらり、と亜子は裕奈を見る。すると、何故か裕奈は視線を逸らせている。いつの間にか裕奈の表情からは 笑顔が消えていた。 きらり、と亜子の保健委員としての観察眼が働いた。熱があるのだろうか。身体越しに伝わってくる脈拍は 不安定で、裕奈の顔はやや上気している。少し汗をかいているのも気掛かりだ。熱があるのだろうか。 「ゆーなどないしたん? 具合悪いん?」 亜子は心配そうに裕奈の顔を覗き込んだ。すると裕奈は一瞬びくりと硬直してしまう。 「な、何でもないよ……! ちょっと目眩がして……。寝不足だったからかにゃ〜?」 「ふーん……?」 23-548 名前:『Sweet Emotion Side B』8/10[sage] 投稿日:2006/01/19(木) 21 40 12 ID ??? 裕奈の返事に、亜子はあっさりと引き下がる。けれど、亜子は裕奈の嘘を見破っていた。寝不足だった場合、 体温は低下して顔色が悪くなる筈である。それに、裕奈の態度は普段と違い、どこかよそよそしい。それは、 付き合いの長い亜子だからこそ分かる、わずかな異変であった。 (ウチばっか舞い上がってて……。ゴメンな、ゆーな……) この時、亜子は大きな勘違いをしていた。自分の趣味に付き合わせたせいで、裕奈は体調を崩す程に 気を使っていたのだ、と。 亜子は知らない。裕奈の心境に劇的な変化があった事を――― 観覧車を降りた後も裕奈の態度は変わらない。 一番心配していた裕奈の具合はすぐに回復した様子だが、どこか亜子に遠慮しているような仕草が 目に付いてしまう。これには亜子もずーん、と落ち込んでしまう。だが、これ以上裕奈に迷惑を掛けたくない 一心で、亜子はずっと笑顔を絶やさなかった。今にも泣き出しそうなくらい、心は痛むのに。 (ウチ……、知らん間にゆーなを傷付けてしもうたんやろか……?) 内向的な性格の亜子はついついネガティブな方向に感情を膨らませてしまう。裕奈の異変は自分のせいだ、と すっかり思い込んでしまっていた。 (あはは……。ウチのせいで折角のデートも台無しやね……) 自虐、という名の刃が亜子の胸に突き立てられる。 (ごめんな、ゆーな……) 亜子は心の中で何度も裕奈に謝っていた。 裕奈はそんな亜子の痛みに気付かない。何故ならば、裕奈は自分の理性を取り戻すのに必死だったのだから。 亜子は悲痛な気持ちを抱いたままで。 裕奈は自分の中に芽生えてしまった感情を抑えながら。 二人は本心を隠したまま、アミューズメントパークを後にした。 23-549 名前:『Sweet Emotion Side B』9/10[sage] 投稿日:2006/01/19(木) 21 40 52 ID ??? 帰り道。二人はぽつりぽつりと他愛のない会話を交わしながら帰路につく。ここでようやく裕奈にいつもの調子が 戻ってきた。謝るタイミングを窺っていた亜子は、意を決して話を切り出した。 「―――ゆーな」 「ん、どーかした?」 裕奈が問い返すと、亜子は俯いてしまう。申し訳なくて、亜子は裕奈の顔を見れなかった。 「今日はありがとうな。ホンマは四人で遊ぶ予定やったのに、ウチだけになってもうて……。 ウチなんかと二人きりより、みんなでワイワイ騒ぎたかったんやろ……?」 「なーに言ってんの! 二人だけでもじゅーぶん楽しかったじゃん! それとも、亜子はあんまり楽しく なかったの?」 (えっ……?) 淡々と語り出す亜子に、裕奈は口を挟んだ。それは元気一杯な、普段通りの口調だった。 「そ、そないなコトあらへんよっ! ウチ、ホンマに今日は楽しかったんよ」 亜子は慌てて裕奈の問い掛けを否定する。半分だけ、亜子は嘘をついた。正直、観覧車に乗ってからは 裕奈の事がずっと気掛かりで楽しくなんてなかったから。 裕奈は突然、亜子の顔を覗き込むように顔を近付け、悪戯っぽく笑った。 「そっかそっか。そーいえば、しょっぱなから大騒ぎしてたのは誰だったかにゃ〜?」 「も、もう……、忘れてえな……!」 亜子はジェットコースターでの忌まわしき記憶を蘇らせて、恥ずかしそうに赤面する。けれど、心の中では 笑っていた。裕奈が見せる、少年のような笑顔。それが嬉しかったのだ。 (よかった……。いつものゆーなや……) 亜子の心にずっと残っていた痛み。それがみるみる内に消えていく。 ふと、亜子の中で一つの疑問が浮かぶ。先程までの裕奈の異変。あれは何だったのだろう? と、その時。唐突に裕奈はとんでもない事を言い出した。 「亜子ってばさあ、な〜んかほっとけないんだよね〜。こう、守ってあげたくなるタイプ?」 (…………はい?) 突然の爆弾発言に、亜子はぽかーん、と硬直してしまう。 「な、なんやねん、それ」 亜子がしどろもどろに問い返すと、裕奈はにやにやと不敵に笑いながら更なる爆撃を開始した。 「あたしが男だったら、ぜ〜ったいに離さない、ってコト」 23-550 名前:『Sweet Emotion Side B』10/10[sage] 投稿日:2006/01/19(木) 21 41 33 ID ??? …………。 …………。 …………。 一瞬、亜子の思考回路は完全に停止してしまう。そして、 (え、えーと、離さない、ってつまり……!) 直後、亜子はぼんっ、と顔を真っ赤にしてしまった。 (え〜っ! じょ、冗談やんな? けど、けど……!) 亜子は頬に両手を当てながらぶんぶん首を振る。例え冗談であっても、これはさすがにシャレになってない。 「ゆ、ゆーな! いきなりヘンなコトいわんといて〜っ!」 亜子はすっかり取り乱しながら裕奈の背中をぽこぽこと叩く。対して裕奈の方はというと、 してやったりの表情で笑っていた。 「あっははは。この程度のじょーだんならまき絵だってしょっちゅう言ってるじゃん」 ぱたぱたと掌を上下に振りながら裕奈が助け舟を出してくれる。普段ならツッコミ一つで流せる処だが、 今の亜子にはそこまで考える余裕は無かった。 「せ、せやかてウチは……」 『ゆーなのコトが好きなんやから……!』と、危うく亜子は禁句を口に出してしまう寸前であった。 それは、今まで築き上げた親友という絆を破壊する、絶対に許されないこと――― (ア、アカンて。ウチはこのままでもええんやから……!) 裕奈の放った一言。それは他愛の無い冗談。なのに、その一言でずっと抑えてきた感情が爆発してしまった。 自分の意志の弱さに亜子は愕然としてしまう。どれだけ否定しても、この胸の高鳴りは止められない。 (こんなん冗談やのに! いつものゆーなの冗談やん! せやのにウチ……、ウチは……!) 心の隅に残っていた、淡い期待。それは裕奈も自分と同じ想いを抱いているという、幻想――― きゅん、と胸が締め付けられる。今の亜子は首の皮一枚で理性を保っていた。 だが、裕奈は亜子がそんな状態に陥っている事に気付かない。 「ん〜? 何が言いたいのかにゃ〜?」 と、いつものノリで亜子に抱きついてしまったのだ。 23-581 名前:『Sweet Emotion Side B』11/13[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 08 14 11 ID ??? 「…………!!」 亜子の全身に電流を流されたような衝撃が走った。 「ちょっ、アカンて……!」 今や亜子の身体は全身が心臓になってしまったかのようにばくばくと鼓動を奏でている。こんな状況で 密着していたら、ずっと隠していた感情が露見してしまうだろう。なのに、亜子は裕奈から逃れる事が出来ない。 亜子の考えとは裏腹に、身体は裕奈の温もりを求めていた。それは、亜子の理性という堤防が決壊してしまった 証左であった。そして裕奈は亜子の危惧していた通りに、驚いた様子で茫然としている。 (もうおしまいや……。ウチの気持ちゆーなに……、ゆーなにバレてもうた……) こうなってしまってはごまかし切れないだろう。亜子は死刑宣告を受けるような心境で、裕奈を見た。 「…………ごめん!」 その直後、裕奈は拘束を解き、すっ、と一歩下がって亜子を見据えた。 (えっ―――) 亜子は何が起きたのか理解出来なかった。ただ緊迫した状況から解放されたお陰で徐々に理性を取り戻していく。 同時に、亜子の心に一つの不安が生まれた。 ―――拒絶。 ごめん、と裕奈は言った。それは拒絶と受け取れる、悲しい返答。 (あ、あはは……。とーぜんやん。同性に好きやなんて思われても、誰やってメーワクなだけやん……) ずきん、と痛みが走る。 自分への嫌悪感。裕奈への罪悪感。その重さに耐えられず、亜子は吐き気をもよおしてしまう。 (アカン……。ウチはもう……) しかし次の瞬間、裕奈はにこりとはにかみながら亜子の手を取った。 「もう、そんな顔しないでよ。いくらワンパス速攻があたしの持ち味でも、順番は守らないとね」 「ゆ、ゆーな……?」 (ウチを嫌いになったんやないん……?) 裕奈の態度に亜子はきょとんとしてしまう。ただ云えるのは、目の前に眩しいばかりの裕奈の笑顔が あること。それだけで亜子の痛みは消えていく。 そして、裕奈はそっと顔を近付け、亜子の耳元で囁いた。ちょっぴり頬を染めながら。 「フツー、まずは告白からだよね―――!」 23-582 名前:『Sweet Emotion Side B』12/13[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 08 16 09 ID ??? (ウソやろ―――!) 瞬間、亜子の頭の中は真っ白になる。 (今、ゆーなは何てゆーたんや……?) いつもの悪ノリ? それとも聞き違い? (こ、告白からって……!) 信じられない。だって、それは夢だったから。 「…………!」 指先が、口元が震えている。うまく言葉が出ない。ただ亜子は真っ赤になって立ち竦む。 裕奈の顔が笑っている。赤い顔。亜子と同じ、恥ずかしそうに笑っている。それは、偽らざる裕奈の本心。 (ええの? ウチは、ウチはずっと―――!) 亜子はやや顔を伏せたまま縋るように見つめる。すると裕奈はまっすぐに亜子を見据え、口を開いた。 「大好きだよ、亜子―――」 「―――冗談やんな?」 亜子は今にも弾けそうな胸を押さえながら、尋ねる。 「ウチ、単純やから……。信じてまうよ? ころっと騙されてまうよ……!」 じわり、と亜子の目に涙が滲む。 「信じていいよ。あたしは、ずっと亜子と一緒に居たいから。亜子の事が大好きなんだから……!!」 「ゆ、ゆーな……。スゴい事ゆーとるよ……?」 「仕方ないじゃん。告白なんだから……」 「ウチなんかで、ええの……?」 「うん……。亜子じゃなきゃイヤ」 最早、涙は止めどなく零れ落ちる。裕奈の顔が滲んで見えないくらいに。 「ゆーなっ!!」 堪え切れずに亜子は裕奈の胸に飛び込んだ。そして、ずっと伝えたかった言葉を紡ぎ出した。 「ウチも……! ウチもゆーなが好きやっ!! ずっとずっと前から大好きやってんよ……!!」 「うん……。ありがと、亜子……」 裕奈は泣きじゃくる亜子の頭を優しく撫でた――― 23-583 名前:『Sweet Emotion Side B』13/13[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 08 18 18 ID ??? どれだけ時間が過ぎたのだろうか。やがて亜子は涙を拭い、えへへ、と笑いながら顔を上げた。 「信じられへん……。なんや夢みたいや……」 「あはは。あたしだって、こんなにカワイイ彼女ゲットしちゃうなんて思わなかったな〜」 くすくすと裕奈が悪戯っぽく笑う。 「もう、ぜ〜ったい離さないからねっ!」 「うん……。大好きやで、ゆーな……」 亜子は裕奈に抱きついたまま、うっとりと目を閉じた。 ずっと届かないと思っていたもの。でも、裕奈の温もりは現実で、その温かさに亜子は安堵する。 「ねえ、……してもいいかな?」 ぽつり、と裕奈が呟く。肝心なところが聞き取れない程の、か細い声で。 「え? ご、ごめんウチ、ほけ〜、っとしとったからよう聞こえんかってん。もっぺんゆーて」 予想外の亜子の返事に、裕奈は真っ赤になってしまう。 「うう〜亜子のいぢわる〜。そんな恥ずいコト二回も言えないよお……!」 「恥ずい?」 亜子がきょとんとしていると、しびれを切らした裕奈は強引に亜子の顔に手を掛けた。 「こーゆーコトだよ……!」 「…………!」 そして素早く亜子の唇を奪う。ゆっくりと互いの舌が絡み合い、甘い吐息が漏れる。永遠に続くような、 濃密な口付けであった。たっぶりと堪能した後、裕奈はそっと顔を離し、えへへ、と照れくさそうに笑った。 対して亜子の方はというと……、 「ゆーなとキス、ゆーなとキス……」 と、うわ言のように呟き、ぷつんと緊張の糸が切れたように崩れ落ちた。 「わああっ!? ごめん亜子っ!!」 慌てて裕奈が抱き止めると、亜子は真っ赤になりながらも笑っていた。 「えへへ……。ウチは幸せや〜……」 そう言い残して亜子は気を失ってしまった。どうやらオーバーヒートしてしまったらしい。 「あっちゃー、やっぱディープキスはやり過ぎだったか……」 前途多難な恋である。裕奈は気弱な恋人を抱きしめたまま苦笑するしかなかった――― 『Sweet Emotion』 end 前ページ次ページSSまとめ
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矢張政志《出典作:逆転裁判シリーズ、逆転検事シリーズ》 VS. 対委員長【燃えろ!ジャスティス学園:CAPCOM】 「オレ、アンタとならうまくやり直せる気がするんだ!名前教えてくれよ!」※投稿・テンチョ 対エリザベート・ブラントルシュ【KOFシリーズ:SNK】 「次の絵本のタイトルはエリザちゃんのムチムチ大冒険で決まり!」※投稿・テンチョ 対王都楼真悟【逆転裁判2:CAPCOM】 「お前よぉ、女をひっかえとっかえなんて男らしくねぇぞ?」※投稿・テンチョ 対狩魔冥【逆転裁判シリーズ:CAPCOM】 「冥ちゃーん!冥ちゃんの絵本、大ヒットしたぜ!そんなウザったそうな顔しねぇで喜んでよ!」※投稿・テンチョ 対草薙京【KOFシリーズ:SNK】 「んーと、なんだ・・・・留年するぐらいなら中学しかでてねぇ方がましだな!」※投稿・テンチョ 対芝九蔵虎ノ助【逆転裁判3:CAPCOM】 「成歩堂よぉ・・・・日焼けしたか?」※投稿・テンチョ 対ジャンヌ・ダルク【ワーヒーシリーズ:SNK(ADK)】 「ジャンヌちゃん!オレたち世界最高のカップルだよな!」※投稿・テンチョ 対ダン・ヒビキ【ストシリーズ:CAPCOM】 「サイキョーなんてカッケー!弟子にしてくれよ!」※投稿・テンチョ 対ナコルル【サムスピシリーズ:SNK】 「ナコルルちゃんとならやり直せる気がするんだ・・・・・あと、オレの絵本のモデルになってくれよ!」※投稿・テンチョ 対ナランチャ・ギルガ【GIOGIO黄金の旋風:CAPCOM】 「なぁ、お前・・・・中学しか出てねぇオレよりバカなんじゃねぇの?うぉっ!いきなりナイフ突き立てんなよ!お前なんか嫌いだもんねーッ!」※投稿・テンチョ 対成歩堂龍ノ介【大逆転裁判シリーズ:CAPCOM】 「成歩堂・・・・・?いや、なんか雰囲気が違うな・・・・あっ!もしかしてドッペルゲンガーってやつか!?スケッチさせてくれよ!」※投稿・テンチョ 対バース【KOFⅩⅣ:SNK】 「ミカ~!俺に会いたくなって蘇ったのかよぉ~!しかもそんな変な姿になってよぉ~!」※投稿・テンチョ 対フランク・ウェスト【デッドライジングシリーズ:CAPCOM】 「誰だよケントって!オレはヤハリだっつーの!あ、ペンネームは天流斎マシスな!」※投稿・テンチョ 対ポイズン【ファイナルファイトシリーズ:CAPCOM】 「彼女となら・・・・って男なのかよ!?もう女なんて信じねぇぞ!」※投稿・テンチョ 対モリガン・アーンスランド【ヴァンパイアシリーズ:CAPCOM】 「うっひょー!彼女とならやり直せる気がするぜー!」※投稿・テンチョ 対ユリ・サカザキ【龍虎の拳2:SNK】 「えーっと、ユリって娘とは付き合ったっけ?なんにせよ彼女とならやり直せる気がするぜー!」※投稿・テンチョ 対ルーファス【ストⅣシリーズ:CAPCOM】 「誰だよ!ケン増田って!俺はヤハリだ!二度と間違えるなよな!大体俺は外国人じゃねぇぞ!」※投稿・テンチョ 対レインボー・ミカ【ストシリーズ:CAPCOM】 「ミカか・・・・オレ、同じ名前の娘とは付き合わねぇことにしてるんだ・・・・あいつ、天国でうまくやってっかなぁ。」※投稿・テンチョ 対レオナ・ハイデルン【KOFシリーズ:SNK】 「レオナちゃーん!今度俺の絵本プレゼントするぜー!」※投稿・テンチョ &. &王泥喜法介【逆転裁判シリーズ:CAPCOM】 「もう、女なんて信じねぇぞ!」 『ナルホドさんの友人って・・・・碌な人がいないのかな?』※投稿・テンチョ &牙琉霧人【逆転裁判4:CAPCOM】 「成歩堂のやつ、なんでお前みたいなへたくそなポエマーと友人なんだ?」 『私こそ、成歩堂があなたみたいな三流絵本作家と友人なのかわかりかねますね。』※投稿・テンチョ &成歩堂龍ノ介【大逆転裁判シリーズ:CAPCOM】 「うひょー!あのこかわいくねぇ!?」 『なんて節操のない人なんだろう・・・・・末代まで関わりたくないな・・・・・』※投稿・テンチョ &溝口誠【KOFMIA:SNK】 「高校に言ってるから偉い!?馬鹿にすんな!オレだって中学ぐらいは出てんだぞ!?」 『中学までしか出てへんのかい?大したことないのぉ!』※投稿・テンチョ
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わっちょのところに女の子が生まれました!おめでとう。わっちょパパ! - 管理人@大連 2010-11-05 23 09 27 管理人さんありがとう!!11月4日22時26分に女の子が生まれました。名前は絵美(えみ)と言います。写真を後日管理人さんにお願いしてアップしてもらおうと思っています。2380グラムで小さい子ですが、母子ともにとても元気です。取り急ぎご連絡まで。 - わっちょんパパ 2010-11-08 16 51 58 ほんとに小さなベビーだね。触るのが怖い感じかな。この前送ってもらった写真アップしたらいいかな? - 管理人@大連 2010-11-08 23 54 50 部屋にスチームヒータが入りだしました。でもまだ、大連はそれほど寒くないです。 - 管理人@大連 2010-11-04 23 28 26 さて、大連勤務本格的に再開だ!コメントログがいっぱいになっていたのでバックアップしておきました! - 管理人@大連 2010-11-01 08 31 54 最近、たーこの足跡がないなー。休憩中かいな。 - fue 2010-10-02 20 40 24 今日から広島へ連行されます。休みもなく無茶苦茶です・・・ - 管理人@大連 2010-10-01 08 51 13 ひどい会社だねー - fue 2010-10-02 20 37 01 掲示板に大連から投稿できなくなってしまいました(´_`。)グスン 。今のところ原因不明・・・ - 管理人@大連 2010-09-29 23 17 07 ITのなかしんが原因不明なら、どうしたもんですかね。 - fue 2010-10-02 20 38 28 最近投稿できないと思っていたら、設定が海外からの投稿禁止に変更されていたわ。なぜだろう・・・ - 管理人@大連 2010-09-27 23 32 29 ところで、11月20日赤高関東支部同窓会の案内って、届きましたか?みなさん。 - fuefue 2010-09-27 00 30 06 いやまだ届いてへんよ。わだはちゃんと住所とか言ってないかも知れへんから今の住所には届かへんかも知れへんわ。ただなかしんから村○先輩の連絡先はもらってるんで情報はすぐもらえる思うわ。らーしゃんのところに案内状届いたら教えてな。 - わだっチ 2010-09-27 15 37 15 大連には、どどかないな・・・あたりまえか。家からも連絡ないわ。 - 管理人@大連 2010-09-27 23 34 51 わっちょへ、もちろん了解!!あと、M先輩へのメールありがとね。感謝。 - fue 2010-10-02 20 39 34 ターコの香港旅行はどんなんだったのかなー? - fuefue 2010-09-27 00 29 12 かなり危なそうだけど、大丈夫かな??? - 管理人@大連 2010-09-27 23 33 39 送り迎えはおやすいご用よ。暴君ハバネロピッツアも、大連土産のインスタントラーメンも、さすがのモンサンクレールのケーキもみんなめちゃめちゃ美味しかったね。10月4日月曜日はたまプラーザの助産院に家内と一緒に行かねばなりません。 - わっちょんパ 2010-09-14 22 46 03 ハバネロ・ピザ、好評だったようでうれしいです。スパゲッティ(ニンニクとハバネロだけのシンプルなやつ)もいけます。来年は、もう少したくさん植えるか・・・。 - 広門♂ 2010-09-15 00 17 36 ケーキの件ではまことにお世話になりました。しかし、朝から行列なんて、すごい人気なんだね。 - ターコ 2010-09-12 21 56 42 あれ?ふうえだからターコに発信するつもりが、発信者がターコになってしもた。ははは。 - ふうえだ 2010-09-12 21 57 48 ケーキ食べそこなった・・・ - なかた 2010-09-14 00 07 04 なかた君が食べそこなったケーキは、翌日、夫婦で分けて、ごちそうになりましたー。 - 広門♂ 2010-09-15 00 15 41 わっちょ、送り迎えありがとね。いつもいつも。助かるわーー。11月3日が楽しみやね。わだア●コちゃんの誕生が。そんなに名前の選択肢ないやん!!(笑) - ふうえだ 2010-09-12 21 55 43 同感!!!助かります。 - なかた 2010-09-14 00 07 41 かなしんへ。大連からよく来てくれました。就労ビザもおりたし。ラーメンおいしかったし。最高。今度また一時帰国のときには会いたいねーー。 - ふうえだ 2010-09-12 21 54 22 ラーメンまた買ってきます!帰国時は、また連絡しますね。 - なかた 2010-09-14 00 06 45 超期待してますー - fue 2010-10-02 20 36 32 9/11は広門くんのお宅にお邪魔しましたー。自家製のなすおいしくいただきましたよ。暴君ハバネロピザよかったよー。おくさんにくれぐれもありがとさんでしたと言いたいです。 - ふうえだ 2010-09-12 21 52 46 9/11は、広門君 - ふうえだ 2010-09-12 21 51 07 最近、ここ静かやね。みんな、どうしてるん?お盆、赤穂に帰る人おる?僕は今年は帰りません。ゴルフと菜園に集中かな。仕事も少し・・・。 - 広門♂ 2010-08-09 23 49 18 赤穂ではみなとやに10人ぐらい集まって飲み会あってみたいやね。 - わだ 2010-08-18 17 46 10 途中になってしまったので引き続き。収穫祭も近くなってきたな〜。でも今年の猛暑で野菜のできぐあいは大丈夫なんかな〜? - わだ 2010-08-18 17 47 47 我が家での収穫祭は9/11決定で、ええんかな?野菜は、初めてにしては順調やったけど、実はピークは過ぎました(笑)。なので、9/11来てもらったら、若干残ってるもんとか、冷凍してあるトウモロコシとか・・・あとは、買い足すものとか・・・インチキが混じります(爆)。まぁ、「収穫」は集まる口実やからね。 - 広門♂ 2010-08-19 00 00 47 お盆は赤穂に帰ったで。実は、8/11に父が亡くなって、8/12にお葬式やったんや。今日、実家から帰ってきたけど、目まぐるしい1週間やったなあ・・・。 - 辰己 2010-08-18 21 01 59 村田さんと連絡とりましたよ!今度、関東会のゲストに参加していただき、幹事のこと教えてもらいましょう。 - 最近落ち込む管理人・・・ 2010-07-13 23 51 30 落ち込むな〜〜管理人!ほんなら近く食事会セッティングして村田さんにも参加してもらおうぜ。村田さんって全然覚えてないねんけど、当たり前か、学年違うもんな。 - わだ 2010-07-14 16 36 08 25日のデンマーク戦、感動的な勝利だったね!!世界中をあっといわせたね、すごい。。火曜日の夜11時のパラグアイ戦。見逃せない。ここまできたら、もうひとつ。ベスト4のまえにまず次の一勝だ。 - ふえだあ 2010-06-28 02 43 15 ニッポン!!チャチャチャ ニッポン!!チャチャチャ ニッポン!!チャチャチャ デンマーク戦、ガッツリLIVEで観てしもうたわ。おかげで次の日全然使いものにならへんかたで。明日の夜楽しみやね〜〜。絶対勝利するぞニッポン。 - わっちょ 2010-06-28 16 12 02 オランダ戦くやしいなー。でも負けは負け。早く忘れよう。ちなみに、キーパーの川島は川崎フロンターレ(富士通)です!!あと、フロンターレから稲本と中村憲剛がいるけど、まだ出ていないなー。デンマーク戦は勝利か引き分けでOK。前半でまず1点!! - ふえだあ 2010-06-20 08 01 55 ニッポン!!チャチャチャ ニッポン!!チャチャチャ ニッポン!!チャチャチャ オランダ戦、頑張ってたと思うわ。デンマーク戦は勝って決勝リーグいくんちゃうやろか。うん 絶対に! - わっちょ 2010-06-22 19 40 56 カメルーン戦やったね!ざんねんながら飛行機の中だったのでテレビでは生でみれていないけど、シカゴに到着してすぐ家内で電話して、勝利したことを知り、シカゴで大興奮しました。ESPN(スポーツTV)でも本田のゴールをちらりとやってました。予選突破の夢がふくらんだね。オランダは手ごわいだろうなー。 - ふえだあ 2010-06-16 14 00 44 オランダは世界ランク4位やからな〜〜。もし勝たないまでも引き分けたら絶対決勝リーグ行き、間違いないで。19日が楽しみやな〜〜。 - わっちょ 2010-06-16 17 42 22 今日シカゴへ移動。12時間の旅、あーーしんど。眠いけど、あすのためにホテルで仕事中!!!ぐすん。金曜日に成田到着です。 - ふえだあ 2010-06-15 13 12 07 凄い強行軍な出張だね。体調気をつけて!出来ることなら、梅雨の間日本にいたくないね。日本は蒸し暑いよ。これから、雨の中名古屋から草津移動だ〜 - なかた 2010-06-15 16 50 24 みんな、今日は、動きまわってるね。僕は、久しぶりに、大阪出張だった。午後出て、夜戻る日帰り。大阪らしいことと言えば、喫茶店で、みっくちゅじゅーちゅ(ミックスジュース)を飲んだくらい。あと…東京駅に、田原総一郎がいた。 - 広門♂ 2010-06-15 22 56 05 広門君、大阪出張お疲れさまでした。大阪は冷コー(アイスコーヒー)ちゃうの?大阪は久しく行ってへんな〜。串カツ「だるま」って姫路店もあるんやね。ホームページ見たわ。「ソースは2度付け禁止」なんやて! - わっちょ 2010-06-16 17 54 29 なかたくん、明日は僕も夕方に草津に行くよ。28日の関西支部会は、串カツ「だるま」に決定みたいやで。池ちゃんに確認しとく。 - たつみ 2010-06-16 00 53 05 ひろかど君、みっくちゅじゅーちゅ懐かしいな。後、クリームソーダだよね。たつみ君、駅前のホテルに行くんだね!昨晩は、水無し川のほとりのアーバンに泊まりました(一泊5000円也!)。28日楽しみにしてますヨ! - なかた 2010-06-16 08 36 01 グローバルに活躍のらーしゃん、ファイト!!デンマークもブチカマスぞニッポン! - わっちょ 2010-06-15 22 06 53 ども。また6月14日からアメリカ出張となりました。今回はシカゴ。シカゴといえば、「素直になれなくて」かな。 - ふえだあ 2010-06-12 17 06 19 今日Pat Metheny 生演奏聴いてた。まさに神業!。久しぶりにHappyな気分になった。次回も絶対に行くぞ。 - 与五郎@東海支部 2010-06-10 23 51 47 与五郎君、命の洗濯ができたみたいで、よかったね。下(2010-06-02)でわだ君が誘っている通り、9月の収穫祭は是非来てな。Pat Methenyとは行かんけど、自称・「赤穂のコブクロ」のライブが聴けるらしいで! - 広門♂ 2010-06-12 09 26 27 広門くん家パーティの写真拝見!!いい写真だねー、特に右上の欠席者が、まるで亡霊みたいでナイス!! - ふえだあ 2010-05-31 20 34 14 次回、参加待ってま~す! - 管理人 2010-05-31 23 42 02 トウモロコシとか、いつ収穫できるかわからないので、収穫祭開催のタイミングが難しいけど…是非是非また来てください。妻も楽しみにしています。8月中と、9月になってからと、どっちがええんやろう? - 広門♂ 2010-06-01 23 55 38 次回は9月ぐらいがいいですかね〜。次回はとてもとても残念がっていたらーしゃんのスケジュールを最優先にしてあげましょう!今回みたいに関西あるいは赤穂等、誰かタイミングが会うといいのにね。炎のランナーこと与五郎さんとかどうかな? - わだ 2010-06-02 00 14 29 いけちゃん、おーちゃんと私が9月誕生日月なので、また二人に来てもらわないとね! - なかた 2010-06-02 00 25 59 妻が8/26生まれなんやけど、ついでに祝ってもらえるかね? - 広門♂ 2010-06-02 23 37 32 もちろんでんがな〜〜。奥さんに何かプレゼント持っていかなあかんな。お邪魔してばっかやからね。 - わだ 2010-06-03 20 13 15 オッケイ!!夏には、奥さんも赤穂デビューかな!? - なかた 2010-06-03 22 38 12 バースデープレゼント何がいいかな~ - 名無しさん 2010-06-05 20 14 37 ひぇ~。我が家に亡霊がおる~。トイレに一人で行かれへんで! - 広門♂ 2010-06-02 00 00 10
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写真 NO IMAGES 復元想像図 NO IMAGES 奉納年 明治26年(1893)3月 掲額者 佐々木乕󠄁作門人 緒元 縦82cm ×横121cm 問題数 5 奉納先住所 岩手県陸前高田市小友町谷地館157 奉納先名称 八幡神社 別保管住所 別保管名称 文化財指定 拝観時注意事項 図 額文 注 現代文等 奉納 関流十二伝 佐々木乕󠄁作門人 問1 今有勾股内如図容五円其甲径壹寸壹分七厘乙径壹寸〇五厘問大円径幾何 答1 答曰貮寸貮分貮厘 広田村 戸羽馬吉 術1 術曰置甲円径加乙円径一除而合問 問2 今有円内如図容三斜及甲乙円甲乙若干全円径三寸七分八厘中斜貮寸六分五厘小斜貮寸五分問垂線幾何 答2 答曰壹寸七分五厘余 佐々木元治郎 術2 術曰置中小斜相乗以全円径除之得垂線合問 問3 今有大中小三円如図大円内容円錐形大径二寸五分中径一寸三分小径一寸一分円錐口径問幾何 答3 答曰八分五厘余 子友村 佐々木利八郎 術3 術曰置大径内巾乗中小大中和大小和相乗以除之開平方合問 問4 今有三斜内如図容六円而設垂線其線三寸三分甲径一寸六分乙径一寸四分問全円径幾何 答4 答曰貮寸三分余 広田村 村上喜右衛門 術4 術曰甲乙和乗垂線減甲乙相乗以垂線除之得全円径合問 問5 今有円内如図容甲乙丙丁四円只云乙丁若干丙径八分五厘甲径問幾何 答5 答曰壹寸七分 広田村 村上芳之焏 術5 術曰置丙径倍之得甲径合問 明治二十六季陰暦三月十五日 額文は「和算 岩手の現存算額のすべて」による。 名前 コメント
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自作 福、神、社などの漢字の部首はしめすへん。 ではこれに一つ点を加えた、複、袖、補などの漢字の部首は何へんでしょう? (2008年3月27日「 某所で出題した問題のメモ 」) タグ:部首 雑学・その他 Quizwiki 索引 あ~こ
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分かたれたインテルメッツォ ◆WwbWwZAI1c 「さあ、始めようか。最初で最後の本気の勝負をな!」 「…………ハッ、待ってはやてちゃん!」 「ああ、なんや。正直なのはちゃんの御託はもう聞き飽きたで」 「違うの、聞いて。ねえ、さっきの放送はやてちゃんも聞いていたよね?」 「さっきの放送……? もちろん聞いていたで。それがどうしたん?」 「それなら思い出してみて! さっきの放送、今までと違ってじ「10分遅れていた」――え!?」 「それが言いたいんやろ。そんなこと気付いたに決まっているやん。 今まで1秒の狂いもなく行われていた放送が10分も遅れていたら、そりゃあ余程の阿呆でない限り気づくわ」 「だったら、こんなことしている場合じゃないよ! だって、もしかしたらプ「プレシアはもう死んでいるかもしれない」――って、はやてちゃん……気づいていたの……?」 「当たり前や。10分遅れた時点でプレシア側に何か問題が起こったということは容易に想像が付く。 最悪、いや寧ろ逆か、ともかくその延長線上で『あの放送のプレシアが偽者で本物のプレシアは既に死んでいる』なんて予想も容易く立てられるわ」 「それじゃあ、なんでかがみを殺そうとするの!? それだけ分かっているなら今はお互いに争っている場合じゃないってことぐらい分からないの!!」 「なのはちゃんこそ分かってへんな。逆や、逆。こんな状況だからこそなおさらや」 「ど、どういうこと……!?」 「まず、今のは全部ただの推測の域を出えへん代物や。状況証拠だけで物的証拠はなーんもあらへん。 そんな確証もない憶測で私は自分の信じた行動を覆せへん。 それにや、よーく考えてみ。私達の最終目的はプレシア……いやもう死んでいたら黒幕になるんか? まあ、ようはそいつらを倒すことや」 「……………………」 「つまり最終的にそいつらと戦うわけや。 でも、そんな時にあんないつまた裏切るか分からへん危険人物をのさばらせておくなんて愚の骨頂もいいところ。 そんなん役に立たへん足手まといを連れて行くよりもよっぽど質が悪いわ」 「だから、かがみは今までの事を反省して――」 「なあ、さっきからあの阿保餓鬼が改心したって言うけど――それならあっちのあれはどういうことや?」 「え、あれって……まさかデルタ……!?」 「ああ、やっぱりあれがデルタで変身した姿やったんか。ユーザーズガイド読んではいたけど、実物見るんは初めてや」 「でも、いったい誰が――」 「それはひょっとしてギャグで言ってるんか、なのはちゃん?」 「え?」 「あの阿保餓鬼、柊かがみがデルタやで」 「そ、そんな!?」 「なんならレイジングハートに調べてもらったらどうや? いくら力が制限されていてもそれぐらいならサーチできるやろ」 『マスター、残念ですがMs.八神の言う通りです』 「そんな……かがみ……なんで……」 「まあ理由はいろいろ思いつくけど、これではっきりしたやろ。 あいつは危険や、これからも自分の都合で力を振るって周りに危害を加える。 そうなる前に殺すべきや――私、なにか間違ったこと言っているか?」 「……………………させない」 「ん?」 「殺させない、かがみは絶対に殺させない! 私はそう約束したんだ!」 「……ふぅ、どうあってもあの阿保餓鬼の言葉を信じて心中する気みたいやな」 「私はかがみを信じるよ。あの涙が、言葉が、嘘とは思えないから!!!」 「……やっぱり実力行使しかないみたいやな」 「レイジングハート!」「マハ!」 「「いくよ!!/いくで!!」」 【2日目 黎明】 【現在地 C-9】 【高町なのは@魔法少女リリカルなのはStrikerS】 【状態】疲労(小)、魔力消費(小)、はやてへの強い怒り、バリアジャケット展開中 【装備】とがめの着物(上着無し)@小話メドレー、すずかのヘアバンド@魔法少女リリカルなのは、レイジングハート・エクセリオン(6/6)@魔法少女リリカルなのはStrikerS、ケリュケイオン(待機モード)@魔法少女リリカルなのはStrikerS 【道具】支給品一式×2、グラーフアイゼン(0/3)@魔法少女リリカルなのはStrikerS、ホテル従業員の制服 【思考】 基本:誰も犠牲にせず極力多数の仲間と脱出する。 1.何があってもかがみを守るために全力全開ではやてを止める。 2.駅でユーノ達と合流する。 3.出来れば片翼の男(アンジール)と話をしたいが……。 4.極力全ての戦えない人を保護して仲間を集める。 【備考】 ※キングは最悪の相手だと判断しています。また金居に関しても危険人物である可能性を考えています。 ※はやて(StS)に疑念を抱いています。きちんとお話して確認したいと考えています。 ※放送の異変から主催側に何かが起こりプレシアが退場した可能性を考えています。 【八神はやて(StS)@魔法少女リリカルなのはFINAL WARS】 【状態】健康、複雑な感情、スマートブレイン社への興味、胸に裂傷痕、かがみへの強い怒り、騎士甲冑展開中 【装備】憑神刀(マハ)@.hack//Lightning、夜天の書@魔法少女リリカルなのはStrikerS、ジュエルシード(魔力残量0)@魔法少女リリカルなのは、ヘルメスドライブ(破損自己修復中で使用不可/核鉄状態)@なのは×錬金、カートリッジ×3@魔法少女リリカルなのはStrikerS 【道具】なし 【思考】 基本:プレシアの持っている技術を手に入れる。 1.なんとしてでもなのはを倒して、必ずかがみに引導を渡す。 2.手に入れた駒は切り捨てるまでは二度と手放さない。 3.キングの危険性を伝えて皆で排除する。自分が再会したならば確実に殺す。 4.以上の道のりを邪魔する者は排除する。 5.ヴィータの遺言に従い、ヴィヴィオを保護する? 6.金居は警戒しておくものの、キング対策として利用したい。 【備考】 ※この会場内の守護騎士に心の底から優しくするのは自分の本当の家族に対する裏切りだと思っています。 ※キングはプレシアから殺し合いを促進させる役割を与えられていると考えています(同時に携帯にも何かあると思っています)。 Back 解ける謎!!(後編) 時系列順で読む Next S少年の事件簿/殺人犯、八神はやて Back 解ける謎!!(後編) 投下順で読む Next 戻らないD/スバル・ナカジマ Back Pain to Pain(後編) 高町なのは(StS) Next 抱えしP/makemagic Back Pain to Pain(後編) 八神はやて(StS) Next 抱えしP/makemagic